今回はオクラだけでは栄養が足らないもう一品は我が家では欠かせないタンパク質!
「暑くてサッパリしたものが食べたい」「食欲が出ない…」
夏になると、よく耳にする言葉ですよね。食欲がなく、食べる量が減ってきたときにこそ、栄養密度を意識しましょう。
夏のからだを元気にするのは、「1日1個の卵」!
手軽で、栄養的にも優等生の卵。着目すべきは、その「栄養密度」。栄養密度とは、同じカロリーの食品を食べたとき摂れる、栄養素の種類や量の違いをあらわすもの。より多くの栄養素の種類や量が摂れる食品 = 栄養密度が高いということ。
例えば、卵1個(約50g)とバナナ1本(約100g)のカロリーはどちらも80kcalくらい。
ですが、摂れる栄養価は大きく異なります。
卵には、たんぱく質・鉄・ビタミンA・ビタミンEなどが多いと同時に、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素がまんべんなく含まれています。つまり卵は、栄養密度の高い食品!
「コレステロールが多いから」と敬遠されがちな卵ですが、医師からの指示を受けていない限り、1日1個は摂取したいもの。生で、茹でて、焼いて…さまざまな調理や味付けで、しかも手軽に食べられる卵をぜひ朝食の1品に取り入れてみてください。
また、大豆や納豆も同じくらい栄養密度の高い食品。卵が苦手、控えているという人は、大豆製品を1日1皿とって、暑さに負けないからだ作りを!
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からだにやさしい簡単レシピ
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「卵とトマトのスープ」
トマトの酸味と卵のまろやかさが合わさった、夏の朝食にぴったりの美味しさ!
1.トマトはザク切りに、ニラは3~4cmの長さに切る。
2.鍋にごま油を熱してトマトを弱火で炒め、水とコンソメを加えて約10分煮る。
3.酒、塩、こしょうで味を調え、1. のにらと溶き卵を加えて仕上げる。